昨日のNY市場は、微プラスで始まるも、米中貿易摩擦の懸念や、米長期金利の定価が嫌気され徐々に下降し、結局はマイナスで終えた
S&P500 -0.84%
Dow30 -0.93%
Nasdaq -0.39%
NYダウ
ほぼ全面安となった感じですが、ビザ(VISA)だけが0.66%と上昇したものの、他は冴えない。
セクター別では、メディア、ソフトウェア・サービスが上昇する一方、食品、飲料、タバコ、消耗品銘柄が大きく売られた。
インテルは、半導体企業のAMDが新型半導体を発表したことで、シェアを奪われる恐れが大きいとして大きく下落している。
上昇上位は、ビザ
下落は、ユナイテッドヘルス、インテル、P&G
ナスダック
チャート的には、ダウと同じで、プラス推移で動くも15時には前日比マイナスに入り、そのまま市場は終えている。
ソフトウェア・サービスが若干下げ幅を抑えるものの、他銘柄が弱く、ナスダックでも下落となっています。
アマゾン+0.72%、アップル-0.41%、FB+1.79%
アマゾンは久しぶりのプラスとなり、1836ドルと1800ドル台を維持。
アップルは、シティグループとのカード事業提携の協議打ち切り、スマホ商戦でのファーウェイの煽りを受けてマイナス。
FBなどのソフトウェア・サービスは上昇となった。
他、マイクロソフト-0.06%、グーグル+0.06%
情報技術大手は、金曜日比とほぼ変わらず。
半導体では、AMD+9.80%、エヌビディア-1.25%、インテル-2.24%
半導体ではパイの奪い合いによる上下がハッキリ見て取れる。
AMDは、12コア24スレッドの新CPU、Ryzenの3世代目を発表したことで、CPUシェアをインテルから奪うのではと株価が急騰。インテルは、逆に下落。
同じく、AMDから新グラフィックチップ、RadeonRXを発表したことで、エヌビディアが下落となっています。
ドル円は、109.39円