びすくんです
2017年11月3週の市場動向です
いつの間にか、秋を過ぎ冬の気配が漂っています。
年度末は、米国のセールが行われ市場が良くなる傾向にありますが、今年はどうでしょうか?
それに伴い、日本市場も上昇する率が結構高いのですが、このままの流れで行けば、高値水準で今年を終える可能性があります。
日経平均
日経平均は、ナダラカに水曜日まで下落していましたが、木曜日から反発しています。
一週間を見ると、大きく動いていますが週末で戻った動きを見ると、差ほど株価は下がっていないように感じます。
大手企業の好調さが、下落を止めていると思います。
米国の株安の流れに嫌気されての、利益確定売りが原因のようです。
今後の米国市場をチェックする必要がありそうです。
NYダウ
米国市場は、水曜日までナダラカに下落していましたが、木曜日に反発と、調整期間な気がします。
米税制改革法案の行方が気になる所ですが、来週に法案は成立するのかどうか?
現状では、下院は通過したようですが、上院で覆されそうな感じとなっています。
この法案関連が市場にどう影響するかがポイントかもしれません。
VTI(米国すべてを網羅する株式のETF)です
NYダウと同じような動きを取っていますが、金曜日の下げは発生していません。中小株式が底を押し上げている感じがします。
そろそろ年末ですので、中小株が購入されると目されており、VTI等のETFの方が良い結果を生む可能性があります。
経済指数
11/14 英・消費者物価指数[前月比] 0.1% ⇨ 0.1%
11/14 独・ZEW景況感調査(期待指数) 17.6 ⇨ 18.7
11/15 英・失業率 2.3% ⇨ 2.3%
11/15 米・10月消費者物価指数CPI[前月比] 0.5% ⇨ 0.1%
11/15 米・小売売上高(除自動車)[前月比] 1.6% ⇨ 0.2%
11/16 米・鉱工業生産[前月比] 0.3% ⇨ 0.9%
今週の経済指数は、弱めの物が多く、消費者物価指数は下落しています。ただ、年末に向けては上昇すると思われますので、それほど苦にはならなそうです。
年末に向けてのビッグセールが今年もやってきます。その状況がどれほどのものなのか、チェックする必要がありそうです。
来週の経済指数
11/22 米・中古住宅販売件数
11/22 米・耐久財受注(速報値)
11/23 米・FOMC議事録
11/23 南ア・中銀政策金利発表
11/24 独・IFO景況感指数
米国の指数としては、11/22、23に固まっています。
23日は、米国の感謝祭で市場は休みとなっています。次の日の金曜日24日にどうのような動きがあるか注目が必要そうです。
純金価格
純金価格は、1グラム5,000円台をキープ中です。
大本である、米国の金先物では、金曜日に上昇して終了しています。
平均して安定的な価格で推移すると思っています。
プラチナ価格
底であった、1グラム3,500円から、やや上の価格帯で推移しています。
米国先物プラチナ市場では、金と同様に上昇して終わっています。
今後上昇するのかどうか、といったところです。
排ガス触媒に多く使われていることから、世界はEV(電気自動車)へと舵を取っていく予定です。そうすると需要が無くなり下落する恐れがあります。
同じ貴金属である、パラジウムも例外ではないです。
ただ、パラジウムは供給不足なため、プラチナ価格を超え、1グラム169円差をつけて、上昇気流に乗った感じで推移しています。
以上、2017年11月3週の市場動向でした。