びすくんです
2017年5月2週の市場状況になります。
地政学的リスクも、一段落ついたのかそれとも影を潜めているのか?不明ですが、リスクオフの状況に、徐々になってきている感じがします。
米国大統領と、新韓国大統領のふたりともが、「状況がそろえば北朝鮮と会談してもいい」と話しており、そうなったら安定的な市場に戻りそうではあります。
日経平均です
GW後の市場は好調を維持していましたが、利益確定売りか、または決算発表からの利益確定売りなのかで、金曜日は下げております。
20,000円に到達しそうな状況でしたが、関係者の中には、「20,000代は当分の間、遠のいたと」、見ている人もいるようです。
来週はどのような状況になるのか?
NYダウ平均です
チャートは、YAHOOから取得していましたが、今回から上記のようなグラフに変更となったようです。日付などが無くなり、曜日のみとなっています。
ちょっと分かりづらいですね!
ダウ平均は21,000ドルに到達していましたが、徐々に小幅下落しております。
金曜日では、20,800ドル付近となっています。
5/12の経済指数は、平年並の結果となっています。
米国の消費意欲は、あまり良くない結果が出ています。
小売の売上は予想から減少し、消費者物価指数CPIも前月からプラスになっていますが、ほぼ伸びていません。
そのため、米国市場も下落しております。
5/12 米・4月小売売上 予想 0.6% ⇨ 0.4%
5/12 米・消費者物価指数(CPI) 予想 0.2% ⇨ 0.2%
米国では、1%弱のインフレだったと記憶していますが、徐々に値段の上がる物価や、低所得者層の購買意欲の低下が原因ではないかと思います。
そのため、予想していたほどの経済成長は加速しないとの見立てとのことです。
今後の経済指数スケジュールです。
5/16 米・住宅着工数、建設許可数
5/16 米・鉱工業生産
5/16 米・設備稼働率
5/18 米・フィラデルフィア連銀計上指数
5/18 米新規失業保険申請件数
主な指数としては、5/16、5/18に固まっています。
純金価格
GW中にも、米国市場のGOLDは下落をしていました。
日本のGW開けとなる5/8に、結果的には大幅下落したように見えますが、世界的には、なだらかに下落していました。
徐々に、北朝鮮問題や、各国の大統領選挙が良い方向に進んだため、純金が売られたと見ていいでしょう。
プラチナ価格
プラチナについては、下落がようやく止まった感じに見えます。
先週は、1グラム3,736円でしたが、一時期には3,690円まで下がったようです。
現在は上昇に転じていますが、売られすぎたための調整でいくら位まで戻るか?が焦点のような気がします。
私の大損が、どこまで回復するのか!!がんばって欲しいところです。
まとめ
日本のGWが終了し、その間に営業していた米国の影響もあり、日本株式については良好な状況が生まれました。
私の持っている株式も、米国の上昇により今月だけで、2.5%上昇しています。
しかし、今後、日本企業の決算発表が続々と出ることにより、日経平均については、上下を繰り返すと見て良いと思います。
以上、5月2週の市場動向でした。