昨日のNYダウは、メキシコ関税が回避、中国株の大幅高を受けて上昇して始まったが、トランプ大統領がG20大阪サミットでの米中首脳会談が実現しなければ対中関税第4弾を実施するとしたことで、米中摩擦が再び意識さらたため、朝方には前日比同等まで下落。
S&P500 -0.03%
Dow30 -0.05%
Nasdaq -0.01%
NYダウ
開始時はプラス推移でしたが、米中摩擦が意識されると下落し、前日比を割り込んでいる。
米中貿易銘柄である、ボーイングは下落となっている。
ボーイングは、737MAX-10の墜落から、ようやく制御用ソフトウェアが完成したようで、試験飛行を行い全機種に展開する模様、ただ、この飛行結果がどう転ぶかが問題点のようです。
同じ米中貿易銘柄である、キャタピラーは逆にプラスで推移しており、こちらはなぜ上昇しているかは分からない。
下落は、ユナイテッド・テクノロジーズ、ディズニー、ボーイング
ナスダック
ナスダックもチャート的には一緒。
終わりではほぼ前日比まで落ち込み冴えない。
アマゾン+0.16%、アップル+1.16%、FB+1.88%
アマゾンは微プラスで終えており、反発売りは無かったのが幸いで、1863ドルで終えている。
アップルはプラス推移、194ドルと190ドル台を維持しシッカリ。
FBは買い叩かれた分を盛り返す上昇だが、値動きが荒い。
他、マイクロソフト-0.38%、グーグル-0.15%
情報技術大手は、2つとも微下落。
マイクロソフトは上昇続きでしたが、ここで一服した感じがします。
グーグルも同じですが、こちらは反トラスト法がネック。
半導体では、AMD-2.47%、エヌビディア+1.56%、インテル+0.11%
チップメーカーは上下が分かれ、AMDは下落。エヌビディアはここ最近の下げからようやく脱出できたのかプラス推移で進んでいる。
インテルは微プラスですが、ここ最近は上昇してはいるが、7月から始まるAMDの攻勢に対応できるかが問題となりそう
ドル円は、108.47円