昨日のNY市場は、米雇用統計がかなり弱い内容となり、普通なら下落するところが、利下げ期待が膨らんだとされて上昇となったようです。
また、移民政策でのメキシコとの交渉は楽観的な見方が広がったと報じられたことも上昇のキッカケとなった。
米中問題については、特に報じられておらず、これが一番の懸念材料なのですが、そのうち再燃しそうで怖いところ
S&P500 +1.05%
Dow30 +1.02%
Nasdaq +1.66%
NYダウ
ダウ平均は、+263ドルの上昇となり、3日好調を維持。
24000ドル割れまであったのに、26000ドル付近まで押し上げているところ。最近の上下が激しい。
下げていたハイテク関連が軒並み上昇しており、平均を押し上げ。
ナスダック
ナスダックも上昇してはいるが、最高値まではまだ遠い感じ。
ハイテク関連は3日上昇となり、値を伸ばしており復調気味。
マイクロソフトが強く、情報技術大手では安定度は抜群
アマゾン+2.83%、アップル+2.66%、FB+2.98%
反トラスト法で上げ渋っていたアマゾンも昨日は強かった模様。
1804ドル台まで回復しており、復調が期待されそう。
個人的には、反トラスト法での賦課はそれほど酷くないと思っているのですが、どうなるかな?
アップルは好調を維持し、190ドルと190ドル台を回復しており次は200ドルを目指すところ。
FBも、伸び悩んでいたが他のハイテクと並んで上昇している
他、マイクロソフト+2.80%、グーグル+2.08%
情報技術大手は、昨日は両方共好調で上昇している。
マイクロソフトは安定、グーグルも反トラスト法の話題が出てから上げ渋っていたが昨日は久しぶりの上昇、しかし、何らかの独占禁止違反に引っかかる恐れが高く、安心はできなそうです
半導体では、AMD+1.85%、エヌビディア+1.20%、インテル+2.06%
半導体は上昇しているが弱い感じを受ける。
新CPUが7月発売のAMDの割には上昇が緩やか。
シェアを奪われそうなインテルの方が上昇率は高かった。
この2つの株価は、7月をめどに変化してきそうではある。
ドル円は、108.15円