びすくんです
SBI証券のiDeCo(個人型確定拠出年金)に、新商品が追加となりました。
iDeCoって何?という方は、過去記事を参照ください。
追加された商品は1件です。
【元本変動型商品】
1. 農林中金<パートナーズ>米国株式長期厳選ファンド
SBI証券では、2017年7/11より運用が可能になりました。
※2017年7/5から開始となった新しいファンドです。
農林中金<パートナーズ>米国株式長期厳選ファンド
商品タイプ:アクティブファンド
販売会社:農林中金共連アセットマネジメント株式会社
購入手数料:2.16%(税込み)
運用管理費:0.972%(年率)
その他費用:監査費用、毎日、純資産総額に年率0.00324%
投資対象地域を、北米としたファミリーファンドになります。
米国の上場株式を主要投資していくファンドのようです。
上位10位などの数値は、まだ発表されていないので、どのようなものが組み込まれているのかは不明です。
投資のプロセスとしては、米国20~30の企業に厳選して投資していくタイプのようです。
1,付加価値の高い産業
産業構造の中での位置付け
安定的な成長
2,競合上有利な状況にいる
限定的な競合環境
(高いシェア、高い参入障壁)
ビジネスモデルの優位
3,長期的な潮流にのっている
人口動態
歴史の潮流等
この3つに当てはまる企業に投資していくようです。
厳選した20~30の投資先は?予想してみる
1~3に当てはまるということは、どちらかというと、大型株。
S&P500か、NYダウ30種に入るようなメジャーな企業を厳選してくるのでは?
競合上有利となると、小型株は入ってくる余地は無さそうです。
NYダウに関しては、「iFree ダウインデックス」が存在するので、このファンドは、きっと・・・S&P500指数と同じような構成で攻めてくると予想します。
S&P500指数の上位20社はこのような感じです。
テクノロジーからは、アップル、グーグル、アマゾン、マイクロソフトあたりから。
電気/通信:AT&T、GE
消費:ウォールマート、P&G、コカコーラ、フィリップモーリス、ホーム・デポ
ヘルスケア:ジョンソン&ジョンソン、ファイザー
このあたりの表から厳選して運用していくと思われます。
農林中金について
農林中央金庫が正確な名前になります。
名前の通り、JAなどの金融関連の大本がここ。
※JA 農業系、JFマリン 水産系、JForest 林業の3本柱です。
農林中金が、このようなiDeCoに、商品を出してくるのは極めて稀なことだと思います。それだけに、この商品に掛ける期待は大きいハズ。
良い運用を目指すと思うので、期待したいと思います。
また、最新情報が入ってきしだい、リライトしていこうと思います。
※----追記----
8/20以降ですが、最新情報が入ってきました。
基準額の推移グラフです。
現在では、若干の下落となっています。
総資産額は、0.3億円
まだ始まったばかりですので、今後どうなるかは不明です。
米国株式の種類ですが、組入銘柄数は26種類とのことです。
その内の、上位5銘柄のみ発表しています。
予想とは違った銘柄となっていました!!
ビサ、ベクトンディッキンソン、ディズニー、コルゲート、3Mの5つです。
5銘柄で、33.4%を占めています。
・ビザ VISAカード(NYダウ、S&P500銘柄、時価総額14位)
・ベクトン・ディッキンソン 医療機器、ヘルスケア(S&P500銘柄、時価総額118位)
・ウォールトディズニー ディズニー系(NYダウ銘柄、S&P500銘柄、時価総額31位)
・コルゲート 消耗品、歯ブラシ、歯磨き粉、家庭用品(S&P500銘柄、時価総額83位)
・3M 化学、電気関連メーカー(NYダウコア10種、S&P500銘柄、時価総額39位)
S&P500銘柄から選出されているようです。ただ、上位の大型企業は半分位で、これから良くなりそうな企業(中小型株)を追加している模様。
業種別では、資本財、素材に多くの比率を占めているようです。
今後、どのような銘柄で勝負してくるかを見定めたいと思います。
※----追記終わり----
《参考》
個人型確定拠出年金を始めるなら、下記の証券の口座開設したほうが良いと思います。
SBI証券の場合は、資料請求から始めてみるのがオススメです。
今回追加されたファンドは、SBI証券で設定できます。
・楽天証券
この2つが、現状、最良の商品を取り揃えています。
また、口座手数料も安いので、オススメとなっています。
投資をはじめるなら、良い本を読むことをオススメします。