5/21 昨日のNY市場は、米国取引所に上場している中国企業の上場廃止を促す法案を可決したことで、米中対立懸念が再発している。
また、指数でも悪い値が出ており、新規失業保険申請件数が200万件超と高水準、5月フィラデルフィア連銀製造業景況指数も予想より下がり、新型ウイルスの影響下では、予想より悪い結果となっている
S&P500 -0.78%
Dow30 -0.41%
Nasdaq -0.97%
NYダウ
悪材料が出ると、市場は下落しマイナスで推移してはいるが、下げ幅は-101ドルと小さく、思ったよりは下落してはいない。
ある程度は折込済みといった感じかもしれない。
ダウ銘柄では、下げすぎた銘柄に買いが入り、それ以外はすべて下落となっている。
寄与度では、ボーイングがプラスとなり下落を幅を狭めている形。
大きく下落した企業は無かったが、アップル、ビザ、IBMなどのハイテク関連が昨日は弱く値を下げている。
ナスダック
中国のハイテク関連である、アリババ、バイドゥなどが大きく下落する形となっている。
アマゾン-2.05%、アップル-0.75%、FB+0.62%
アマゾンが久しぶりに利益確定売りのためか、下落となっている。
アップルも同様で、316ドルと高水準ではあるが同等
FBは、ECサイト開設の影響で引き続きプラス推移となっている
他、マイクロソフト-1.20%、グーグル-0.28%
情報技術大手では、マイクロソフトが1%の下落となっている
半導体では、AMD-3.09%、エヌビディア-2.17%、インテル-1.77%
半導体が久しぶりにブレーキとなった形。
上昇してきた状況から、昨日は利益確定も入りマイナスとなっているが、下げ幅としてはそれほど大きくは無く、好調さを伺えるかもしれない
ドル円は、107.61円