びすくんです
いつも行っている病院へ行ってきましたが、問診の段階で、今使っている漢方薬の効き目がいまいちという話をしていたら、先生が、うーん、これかな?
というので、出してきたのがこれです。
疎経活血湯(ソケイカッケツトウ)
神経痛や、血の巡り、過水分などに効くとされているようです。
薬の成分としては
書いてあるとおりですが、匂いが特異な臭いで、味は、苦くてえぐい。
はい、そのとおりですw
飲む際には、「うっ」まずい。という感じですが、後味も最悪です。
いかにも漢方といった味が最後に残り、口の中を掃除したく、コーヒーを飲みたくなります。
だめな人は、オブラートが必要そうです。
以前飲んでいた、呉茱萸湯(ゴシュユトウ)もかなりキツイ味でしたが、これよりはましな程度。
症状がかなり緩和されました
2,3回飲んでみてですが、肩のこり、首のこり、後頭部の締め付けなどが無くなり、だいぶ良いんですがw
いままでの漢方とは別の動きを取っているような感じがしました。
本家ツムラのサイトです
・急性から慢性までの痛みに広く使われる
とされており、私にも十分良くなった気がします。
主に、血液の循環を良くする生薬が入っており、余分な水分を取り除く成分も入っている。
・関節痛や神経痛などで特に下半身の痛みに効果的
まじでw、私の場合はほぼ上半身なんですけど、バッチリ効いてますね。
下半身というと腰とかですかね?
良くなった点としては、再度書きますが
1,頭痛が減り、特に後頭部の締め付けが消えた
2,首のこりみたいなのが無い
3,肩や背中の突っ張り感が消えた
4,目の奥の重さが消えた
医療用なので、通常のお店で買うよりは安くなりました。
医療費負担だから3割負担なので、1袋20円くらいですね。
もう少し様子見て、飲み続けようかと思います。
びす。
追記:
この疎経活血湯の配分を作った人は、もちろん中国人
搜廷賢(きょうていけん) 16~17世紀
作った本は主に「古今医鑑」、「種杏仙方」、「万病回春」、「寿世保元」など計8書だそうです。
疎経活血湯が書かれているのは、「万病回春」だそうです。
約1000の処方が記されていますが、従来の中国の医学書と違って記述がクドくなく、日本で大歓迎されました。日本の江戸時代初期に18回にもわたって版を重ねたベストセラーです。現在よく使われる漢方薬にも、この書によるものがたくさんあります。
江戸初期に日本で良く使われた良書のようです。
その記述が良くベストセラーになったとされたものが、現在にも生きており、私もその恩恵を受けたことになりますねー。感慨深いものです
ただ、日本ではベストセラーで読まれ、広まったが。中国ではそれほど読まれておらず、疎経活血湯のような処方は現在ほとんどないらしいです。
おかしなもんですね。