10/23 昨日のNY市場は、反発し、決算が不調だったキャタピラー、ボーイングといった米中貿易摩擦銘柄ですが、市場としては復調気味でS&P500も最高値に迫る勢いでした。
S&P500 +0.28%
Dow30 +0.17%
Nasdaq +0.19%
NYダウ
大手企業の決算発表が続いていますが、貿易銘柄のキャタピラー、ボーイングは共に7-9月期決算は予想を下回る結果となっています。
また、半導体分野では、テキサス・インスツルメンツ(TI)を始め半導体分野でも下落気味となっている。
ただ、市場は、3指数とも反発して終えており戻し買いが入ったとみられます。
上昇上位は、メルク、トラベラーズ、コカ・コーラ
下落は、ナイキ、アメックス、ウォルグリーンブーツ
ナスダック
チャート的には、ダウと同じような動きですが、前日比の線をまたいでの上下が激しかった感じを受けます。後場には上昇して戻し買いが入り終えています。
アマゾン-0.20%、アップル+1.34%、FB+2.09%
アマゾンだけが微マイナスと元気がなく、1762ドルと弱い感じを受けます
アップルは好調を維持しており、243ドルまで伸び
FBは、前日の反トラスト法発表からの戻し買いが入って上昇。
また、ニュースではFBの仮想通貨「リブラ」は発行を延期すると発表しています。大手4クレジット関連会社から対応しないと言われており、このまま発行してもダメなのが見えていました。今後の対応により、大手クレカがどう動くかが鍵となりそうです。
他、マイクロソフト+0.64%、グーグル+1.31%
情報技術大手は、久しぶりの上昇となっています。
グーグルは、スパコンを凌ぐ量子計算を初実証したそうで、英科学誌に発表するなど、新技術に向け動きを取っている模様。
量子計算が次世代の計算方法とされています。
半導体では、AMD-0.48%、エヌビディア-0.27%、インテル-0.56%
半導体では、大手メーカーテキサス・インスツルメンツが不調だったことを期に、他にも波及していると思われ、マイナス着地となっていますが、時間外では買い戻しが入り上昇の流れとなっています。
ドル円は、108.60円