6/26のNY市場は前日比同等の価格で終えており、微マイナスで終えた。
G20での米中首脳会談が予定されているが、その結果しだいでは、追加関税第4弾が発動する可能性もあり、報道各社では警戒感が上昇したことで、上げ幅を縮小した感じとなっている。
S&P500 -0.12%
Dow30 -0.04%
Nasdaq +0.32%
NYダウ
ダウは、ムニューシン米財務長官の米中協議の合意に自信を示し、原油高が好感され上昇して始まるも、G20での米中首脳会談の状況がどうなるか分からず、中国との交渉が決裂した場合関税第4弾を発動すると話したことで、13時頃から株価は下げ基調となった。
米中貿易摩擦銘柄である、ボーイング、キャタピラー等が下落するかと思ったが、そうでもなく逆にプラスで推移しており、ある程度は良好な事になると株主が見たのかも知れない。
セクター別では、消費財や医薬品、バイオが下がる一方、ハイテク関連銘柄は上昇となっている。
上昇上位は、インテル、アップル、ダウ(ダウデュポン)
下落は、トラベラーズ、メルク、P&G
ナスダック
開始直後は大幅上昇から始まるも、市場の流れを受け、徐々に値を減らしてはいるが、プラス推移で終えています。
アマゾン+1.04%、アップル+2.16%、FB-0.62%
アマゾンは久しぶりの続伸で、1897ドルと1900ドルの一歩手前。
同じく、アップルも上昇したが、199ドルと、200ドルに近い状態で足踏みしている。
FBはここ最近は好調を維持していたが、マイナスと振れた
他、マイクロソフト+0.37%、グーグル-0.60%
情報技術大手では、マイクロソフトが昨日の大幅安か一応はプラス推移でしたが、弱く上昇も弱い。グーグルはマイナスで推移している。
半導体では、AMD+3.67%、エヌビディア+5.14%、インテル+2.86%
ここ1週間で弱かった半導体が反発となっている。
マイクロンテクノロジー(MU)の決算が予想を上振れての大幅上昇したことで、半導体セクターが好感され買われた模様。
チップメーカー、CPUメーカーとも昨日は大幅上昇している。
半導体製造装置メーカーも大幅プラスとなっており、半導体業界全体が昨日は大幅にプラスとなった。
ドル円は、107.74円