びすくんです
シリア情勢のニュースが、TV等でやっていました。
シリアのアサド政権が、化学兵器を使用したとのことで、報復のために米軍が巡航ミサイルを59発、シリアの空軍基地に発射したとのことです。
使用された化学兵器とされるのは、日本でも有名な、あの「サリン」だったとか報じられています。
今回、化学兵器が使われたのは、アサド政権から反政府勢力へのようです。
シリアでの内戦では、イスラム国が敵だとおもっていましたが、実際には内戦状態で、アサド政権(現軍事政権)と、反政府勢力(民主化したい団体)の内戦が行われています。
それの、後ろ盾になっているのが、
アサド政権側 ロシア
反政府勢力側 米国
といった、代理戦争な気配も漂っています。
一歩間違えば、大規模な戦争に発展しかねないところです。
このニュースが出た瞬間に、日本の円が買われ、円高へと傾き、一時110円前半まで買われました。
為替と有事の関連性では、
戦争になると、5%の円高ドル安になるらしいです。
そして、戦後には、急激に10%の円安ドル高になるとのことです。
戦争と金の価格は?
有事の金といいますがどうなのか?
私は毎月純金とプラチナを少量ずつ積立を行っています。
金の価格はどうなるか?というと。
金の相場は、米国とヨーロッパで取引がされています。
戦争時の、円高ドル安になると、産出国の採金コストが上昇するために金は上昇するそうです。
そのため、有事の時には金があたかも買われたかのような動きになっていきます。
実際、安全資産として購入されている人も多いのかもしれないですが。
日本ではどうでしょうか?
日本の場合は、金は日本円で取引されているため、為替の影響を受けます。
有事の際には、円高になるため、金の価格は逆にさがります。
そして、戦後には、円安に誘導されるため、価格は急騰するという流れです。
湾岸戦争が起こったときには、日本円で、金は1グラム1200円から、980円まで下がりました。
そして、戦後には上昇し続けました。
まとめ
世界中には、紛争が行われている地域が見えていないだけで、多くあります。
最近騒がれているのは、北朝鮮でしょうか?
米国と北朝鮮が、もし戦闘状態になった場合、近い韓国、日本も巻き込まれるハズですから、影響は色々とありそうです。どのような状況になるかが、見当も付きません。
米国大統領が、どういった行動を起こすのか注視する必要がありそうですね。