びすくんです
5/9に日銀総裁が講演を行っています。
こんな内容でした。
・世界的な金融危機は、9年が経過し市場は良い相場環境へと変わってきつつある。
・リーマンショック以降の悲観論は、明らかに後退している。
企業や消費者の悲観論は、改善傾向にあり、ほぼ解消。
・米トランプ政権の経済政策については、素直に評価してよい面もある
・欧米で強まりつつある、自由貿易に制限を課すべきとの政策には「未来はない」
⇨トランプ政権の、TPP離脱がこれ。自国の利害を超えた広い視野が必要。
・新興国による、米ドル建て債権については、米国が利上げ路線を勧めているため、債務動向に注意が必要。
要約するとこんな感じでした。
世界経済としては、リーマンショック以降は良い傾向にあると、市場を見ても私もそう思いますが、逆に米国市場は過熱しすぎじゃない?とかも思ったりします。
市場は過熱気味なのか?
リーマンショックから、早くに改善傾向にあったのは、米国市場であり、2013年頃にはリーマンショック以前の株価に戻っています。
米国ダウの10年チャートです。
現在ではさらに、上昇し市場は高騰しています。
2013年頃に、ダウ平均は15,000ドルを回復し、リーマンショック時に戻っています。
さらに、現在では、21,000ドルまで上昇中。
最近ですが、私がよく見ているブログなどでは、米国市場が堅調なため、米国の株式を購入する方が多くなってきて、危ないよ!ちゃんとリスク取ろうね!
といった記事を乗せている方も、数名います。
つい先日、私も米国株を購入しました。その記事が、えっ?私の事?と当てはまるんですよね。
biskun.hatenablog.com
ブログ界隈でも、米国株ブログを書いている人は、以前まではマイナーだったはずが、増えつつあり、市場が上昇するにつれて、それに釣られ米国株だらけの投資に苦言を言うブログも見受けられました。
私も、良く米国株ブログを見ておりますが、殆どの人が米国株のみのポートフォリオを組んで記事にしており、他の投資先については触れられていません。
どんなアセットアロケーションなのか知りたいところですが、100%米国株だとすると危険じゃない?とも、そのブログに賛同するわけじゃないけど、そう思ってしまいます。
投資は人それぞれなので、特にこうしなさいとは言えないですが、逆に自分の方が焦ってしまう面もあります。
・米国好調なんだから、このビックウェーブに乗らないと損!
・米国S&P500見てみろよ、どんなショックがあっても、長期で見れば絶対這い上がってくるよ!
・でも、ちょっとは分散しないといけないなー、キャッシュも保持しといたいしー
こんなこと、常に思ってます(笑)