びすくんです
常日頃から、SBI証券をメインに使用しています。
サブとしては、マネックス証券です。
SBI証券では、日本の個別株も多少持っているのですが、そのまま置いておくのも、もったいない?と思っていたので、貸株に設定しています。
毎月チャリンチャリンと現金が入ってきます
貸株ってなによ?(日本株編)
貸株とは、購入している現物(株式資産)を、証券会社に貸出を行うことで、貸株金利を受け取ることができます。
メリット
・毎月、お小遣い程度ですが貸株金利が支払われます。
だいたい、0.1%位の金利が多いです。
私が設定しているものでは、毎月450円位の利益になります。
年間5400円付近でしょうか?
・株主優待品がある場合は、優待品取得日の数日を返却する設定にしておけば、優待品がもらえる様に設定できるので、優待が取得可能です。
デメリット
・貸株分配金は、すべて雑所得となります。
・優待の中でも、数年保持すればグレードアップするもの。については、貸株で戻した日から計算されますので、貸株に設定すると、毎年1年目として計算されるようです。そういう銘柄は貸株には向いていません。
・貸株は、無担保で証券会社に貸し出すことになります。リスクが伴います
・株式の配当金が出る場合、通常の配当金としてもらえるものと、配当金相当額として、雑所得として計上されてしまうものがあります。
SBI証券の場合は、配当金相当額として入金された場合は、このような画面から見れます。
貸株から、「配当金相当額 入金履歴」で検索します。
今回払い出された、4,301円は、配当金相当額ですので、雑所得として計上されてしまいます。
配当金ではなく、雑所得となります。
少ない金額ならまだしも、大きな金額だと面倒になりますので、注意が必要です。
このあたりに、賛同できるのでしたら貸株はある程度良い仕組みだと思っています。
SBI証券から、米国貸株サービスの案内がきています
カストックというらしいです。日本株と同様に貸株にすることで、貸株金利が毎月もらえるようです。
SBI証券が日本で唯一、米国株の貸株に対応しました。
しかしデメリットが大きく見えてきます!
日本株式の貸株サービスと若干仕様が変わっています。
1度設定すると、1ヶ月間変更できません。(毎月25日に設定)
日本株の貸株では、殆どの金利が0.1%程度なのに、このカストックは、0.01%の金利適用が多く、おいしさが感じられない点もあります。
金利が高いのは、ある一部の米国株式だけのようです。それ以外は、殆どが0.01%と低いのですよー
また、株式指定の一部貸出は不可能、全部貸し出す方式です。
500株中、100株だけ貸し出すということが出来ません。
また、日本株式の貸株と同様に、通常の配当金が雑所得になってしまうそうです。米国株式に多くの株を持っている方は注意したほうが良いかもしれません。
米国貸株金利はいくらくらい?
ざっと有名なところだけ、見てみました。
ETFだとこのあたりかな?VTだけ若干高いくらいでした。
あとは、殆ど0.01%と思われる(笑)
VT 0.05%
VTI 0.01%
VOO 0.01%
IVV 0.01%
HDV 0.01%
VYM 0.01%
個別株だと?
アップル 0.01%
フィリップモーリス 非対応
P&G 0.01%
マクドナルド 0.01%
コカ・コーラ 0.01%
ペプシコ 0.01%
アルトリア 0.01%
AT&T 0.01%
IBM 0.01%
有名どころは、殆ど0.01%でした。
1.5%など、高い銘柄もありましたが、知らない会社ばかりです。
1万ドル貸株にすれば、年間100ドルが入ってきます。
うーん、塵も積もればなんとやら、なのかもしれないですが、
私は、今のところパスしようかと思っています。
《参考》
私の使用している証券は、SBI証券になります。
外国株式メインに使用するのであれば、マネックス証券がオススメです。
・SBI証券 (右上の「今すぐ口座開設」から)
・楽天証券
購入手数料、口座手数料も安いので、オススメとなっています。
口座開設には、マイナンバーカードが必要になってきましたので、ご注意ください。
投資をはじめるなら、良い本を読むことをオススメします。