びすくんです
毎回チェックしてる訳では無いのですが、GPIFについてです。
GPIF:年金積立金管理運用独立行政法人
みんなから集めた年金の運用しているところです。GPIF
以前までは、たまーに国会で、GPIFの運用がマイナスじゃないか!!!とか、大騒ぎでしたが、現状はどうなっているか?というと
大幅な黒字
グラフ見るだけでも、いかに増えてるかが分かります。
収益率は、+3.39%(年率)
収益額は、+69.0兆円(累積)
今までは、日本株式や債権に投資して増やしていましたが、現在では海外株も含んでいる。
リーマンショックからの復活と共に、GPIFの運用もプラスで推移しているわけです。
比率はどんなもん?
国内株式 26.05%
国内債権 27.67%
外国株式 25.08%
外国債券 14.13%
短期資産 7.06%
ある程度分散された物になっています。
結構良さそうなアセットアロケーションですよね。
ちょっとは参考にしても良いかもしれない。とか思いました(参考程度ですが)
気になる中身は?
直近の状況では、債権は無視するとしてw
国内株式は、TOPIXを利用して+21.54%もの収益率。
配当の再投資を実施している模様。堅実ですね。
外国株式は、MSCI ACWIを利用して+17.39%の利益率です。
BLACKROCK社の、MSCI ACWI(ETF)を参考にしますが
iシェアーズ MSCI ACWI ETFは、先進国および新興国の大型および中型株式で構成される指数と同等の投資成果を目指しています。
何に投資してるかというと?ほとんどが米国株式です。
上位10社を調べてみると。
結構ありきたりな、構成となっているようです。
情報技術分野では、アップル、マイクロソフト、アマゾン、フェイスブック、グーグル、テンセント。
金融、JPモルガン
ヘルスケア、ジョンソン&ジョンソン
エネルギー、エクソンモービル
この中では、唯一米国でないのが、中国のテンセントだけになります。(ブラックロックの保有率では、です。)
おわりに
日本の年金運用ですから、今現状が適正なのか?何年先まで見据える事ができるのか?など、気になる点は多いです。
外国株式を増やしているため、世界情勢に影響があれば、大幅な資産の減少もありうるわけです。逆もありますが。
今後の年金支給は貰える年齢が、70、75歳とかになっていく訳ですが、がんばって運用してもらい、食い止めて欲しいところ。
遠い未来の老後は、年金だけを当てにするような状況では無くなると思われるので、自分の資産を増やさないといけないと感じています。