びすくんです
2017年11月2週の市場動向です
今週は、米国大統領のアジア訪問がTVの話題になりました。
安全保障をメインにするかと思われましたが、元ビジネスマンらしく、貿易赤字分を、米国の武器を売ることで合意など、商談がまとまったようです。
日本では1基800億円のイージス・アショア(イージス艦の地上型装備)を、秋田と山口に設置するそうで、他にも色々と武器を購入するそうです。
攻撃用の武器ではなく、保守用の武器であればよいのですが。
現在、沈静化している、北朝鮮状況が悪化しなければ良いですね。
日経平均
徐々に上昇を続けていた日経平均でしたが、木曜日の午後に急落しました。
1日の値幅が、859円となっており、買いと売りが逆転し波乱となっています。
ただ、木曜日以外を見ると、金曜日には、戻す動きが見えてきました。
ここ1ヶ月は、上昇を続け、一時的な調整だった。と思えば良いかもしれません。
ただ、米国市場の方が元気が無くなりつつあり、上昇よりは安定した株価になりつつあります。
日本株式が今後どうなるか、来週1周間を注視した方が良さそうです。
NYダウ
NYダウの1週間です、木曜日には下落しています。
上院共和党の法人税を1年先送りする案が出ており、市場に反映されています。
法人税は、大型株よりかは、中小の会社に影響が大きいはずですが、ダウでも大きく値崩れしました。
金曜日には、NYダウ、S&P500も若干下がっており、今後どのような状況になるか注目が必要そうです。
VTI(米国すべての株式を網羅したETF)のチャートです
NYダウと同じようなチャートとなっています。
それ程変わらないですね。金曜日はVTIだけが若干の上昇となっています。
法人税先送りのニュースで、大きくみると大型株の方が下落した事がわかります。
米国全体をみれば、案外安定しているのかもしれません。
経済指数
11/6 日銀・金融政策決定会合議事
11/7 豪・中央銀行政策金利発表 1.50% ⇨ 1.50%
11/9 NZ・中央銀行政策金利発表 1.75% ⇨ 1.75%
日銀総裁の会話は、要約すると下記のようです
東海地方の景気が拡大(車関連でしょうか?)、全国の9地域で唯一でトップを独走。
IOTやAIについても、東海地方がメインになると期待しているとのこと。
(自動運転技術でしょうか?)
インフレ率2%の達成には、今後も同じように粘り強く続けることによって、達成されると考えてるという事でした。
賃金3%UPについては、日銀からのコメントは控えるとのこと。
今後の経済指数
11/14 英・消費者物価指数
11/14 独・ZEW景況感指数
11/15 英・雇用統計
11/15 米・小売売上高
11/15 米・消費者物価指数
11/16 米・鉱工業生産指数
経済指数に関しては、木曜日の英国の雇用統計と、米国の消費者物価指数あたりがメインとなってきそうです。
他は、小さな指数が発表されますが、特に主だった発表はありません。
純金価格
目安だった5000円台をキープしています。
純金価格は、米国の先物GOLDが主流になっています。
金曜日に大幅下落しており、土曜日には、日本円では、5,076円と下落しているので、来週にはグラフが下落方向になるかと思います。
ただ、全体として見れば、5000円を下回る事は無さそうですので、安定したチャートを進みそうではあります。
プラチナ価格
最近の底だった、1グラム3,500円から、若干の上昇となっています。
上昇理由は、金相場や非鉄金属相場の上昇が上げられます。
各銀行の政策金利発表など、予想通りだったことから、利益確定売りなども入り、ジグザグなチャートとなっているようです。
プラチナの仲間、パラジウムの状況です。
プラチナ価格を超えており、1グラム255円差を付けています。
さらに上昇しそうではあります。
パラジウムチャートですが、純金が金曜日に大幅下落したため、一緒に下落しています。
以上、2017年11月2週の市場動向でした。