びすくんです
2018年4月の純金とプラチナ積立ての結果になります。
月々5,000円を積立てていましたが、来月からは積立ての金額を変更しました。
純金 ⇨ 7,000円
プラチナ ⇨ 3,000円
純金をメインに積立てしていましたが、なんとなくプラチナも抑えておきたいという考えで、プラチナを購入してから4年が経ちました。
当時1グラム4500円していたプラチナですが、徐々に下落し、現在1グラム3,500円なので、大幅に大損です(´・ω・`)
純金とプラチナの用途
純金は元々、貨幣としても使われ、金本位制という制度で運用されていました。
現在では、紙幣などに変わってはいますが、根底には昔の流れで純金はある程度確保された資金として認められています。
利用用途としては、宝飾品がメインとなり、次が投資と中央銀行保有となっている事から、資産としての面でも安心して持っていられます。
ところが、プラチナの場合は、工業用としての面が多く、その市場などに影響が高いです。
使用方法にも、車の排ガス触媒として多く使われており、地域別需要は、欧州46%、日本17%、北米14%、インド5%、中国3%となっています。
なぜ欧州かというと、ディーゼル用の触媒として多く使われており、欧州の車はディーゼルが多いからです。
今後の話になりますが、2025年までに車はEV(電気自動車)シフトするのではないか?と思われます。中国ではEVシフトへと国が中心となって推進しているようです。
そうなると、車の触媒として担っていた工業部分が大幅に下がっていきそうです。
今考えるとですが、純金のみで運用していればよかった。とさえ思えて来ますが。
プラチナを売却し、積立てを辞めようかと思っていたのですが、折角積立てていたので、とりあえずは、5000⇨3000円へと、積立て金額を変更してみました。
4月の積立て結果
純金 0.99410グラム
プラチナ 1.40360グラム
先月に比べると、純金は1グラムに達成しませんでした。
逆にプラチナは、下落していた分、多く購入できたようです。
コツコツ積立てですので、少しだったり多かったりと、若干の変動があるのは仕方ないです。
でも、毎月購入していることで、資産を少しづつですが増やす事に意義が有ると思います。
純金プラチナの最近の価格推移
1グラム当たり5000円代を回復しています。
この状態が続けば、毎月5000円では、1グラムは購入できずに0.9グラムになりそうです。
地政学的リスクとしては、北朝鮮問題もやや落ち着きを取り戻しているので、そのまま価格は安定しそうではあります。
逆に、シリア問題やイランの核関連に注目が向けられそうです。
プラチナの価格は、1グラム当たり3500円付近と、底を抜けないでいます。
南アフリカからの供給量が多いためなのか、工業用として使用する機会を、パラジウムに奪われているのか?
下落したまま戻さない相場が続いています。
おわりに
日々色々なニュースにより、価格の変動が出ています。
金相場は、アメリカが本場であり、日本のグラフはそれに追従する形になっています。
為替相場によっても価格の変動がされるので、このあたりにも注目が必要です。
最近では、米金利の上昇による、資産の引き上げが行われ、米国の株式市場の高配当株式が下落する等の影響もでています。
純金については、ある一定の安定した資産となりますが、プラチナは工業用途がメインとなっているので、影響は大です。
今後、どのような状況になったとしても、純金の方の積立ては続けようと思っているところです。
《参考》
純金・プラチナを積立てしているのは、田中貴金属工業を使用しています。
他にも、証券会社が積立て1000からと、敷居が低くなってきています。