びすくんです
10月に入りアノマリー通りだと、ここから上昇するはずですが、米国市場は軟調です。
調整局面というよりは、高すぎるハイテクの売りに押されている形が始まったと見て良さそうです。
良いニュースも入ってきて、米医薬品メーカーの、メルクが経口薬品(コロナの)有望データを発表したことで、大幅上昇しました。
ですが、上昇したのはメルクのみなんですよね。
4日に大型テクノロジー株が崩れ、過去1カ月の下落基調で下げ幅が相場調整を示す10%に急速に近づいた後は、こうした状況はどれも重要性を失ったように見受けられる。S&P500種株価指数は1.3%安と、先週末1日の上昇分を帳消しにし、7月以来の安値で終了。20年3月以降の強気相場の主要な下値支持線となってきた100日移動平均を割り込んだ。
VTやS&P500、NASDAQもそうですが、指数の上位をしめているのは、ハイテクであり、このハイテク5銘柄が市場全体を下に引き下げる力が強すぎます
BIG5とは、この銘柄
アップル、マイクロソフト、アマゾン、フェイスブック、グーグルです。
上位5つを、BIG FIVEと呼んでいるようで、この5銘柄が3指数にかなりの寄与度を持っているとされています(たしかにそうですよね)
BIGFIVEが、急激に上昇したせいで、最近では売られており、最近では10%の下落となっています。
BIGFIVEの時価総額は、3%近く減って、9月のピークからするっと目減り分は・・・
5社の時価総額は計3%近く減って、9月のピークからの目減り分は約1兆ドル(約111兆円)に拡大。ここ1年では、2回目の10%調整の瀬戸際にある。
この、BIGFIVEが復活しないと、株価は上昇しません。
下げ止まってから、上昇しだすまで、どのくらいの時間が掛かるのかわからず、調整はまだまだ続く模様です。
びす。
追加:昨日の段階での、BIG FIVEの株価下落はこんな感じでした
アップル -2.46%
マイクロソフト -2.07%
アマゾン -2.85%
フェイスブック -4.89%
グーグル -1.98%