びすくんです
米カルフォルニアの連邦地裁が、米アップルに対して、アプリ開発業者に課している課金ルールを緩和するように命じた事で、昨日のアップル株は大幅に下落しました。
裁判では、人気ゲームの「フォートナイト」の開発元のエピックゲームズが、アップルのアプリ配信の仕組みについて、反トラスト法(独占禁止法)に違反すると主張していたのが、認められたことになる。
ただ、これらは一部が認められただけであって、米アップルの手数料徴収を15%-30%の手数料を徴収する事に決めただけで、微妙な判決となっている。
エピック側の主張が一部認められる判決となったが、同社はこれを依然不服とし、「開発業者や消費者にとって勝利とは言えない」(スウィーニー最高経営責任者)として上訴する意向を示した。
どちらかというアップル贔屓な判決でしたが、ソレ以外にもアップル優遇はまだ続いています。
アップルは今月に入り、日本の公正取引委員会の調査を受け、書籍や音楽、動画などのコンテンツ閲覧アプリの提供者に、自社サイトへのリンクを設置することを認めると発表している。
書籍や、音楽、動画コンテンツ、閲覧アプリなど、まだまだ独占的な物が多く存在します。
アップルミュージック系は強いですからね、まだまだ。
アップルが大幅下落
この判決にたいして、株価は急落しています
前日比からすると、-3.31%の大きな下落
ナイアガラの滝です。判決結果によってこれほどまでに打撃をウケルんですね
グーグルも下げたぞ!
なぜかわからないが、私がこの間購入したグーグル(GOOG)も下げました(T_T)
アプリ関係といえば、グーグルAPPも似たようなもんですから、連れ立って下げてしまいました。
流れは一緒ですから
アプリ開発→ユーザーが使用→アップル&グーグルが徴収→アプリ会社
この間で、30%の暴利を得ていたいのがアップル&グーグルなので、致し方なしですね。
下級裁判での判決ですが、上訴するとのことで、まだまだ裁判は続きます。
結果によっては、さらに大きく下落する恐れもあるってことです。
さらに、市場も大きく下げました
米連邦準備理事会(FRB)が年内にテーパリング(量的緩和の縮小)に着手することを引き続き望んでいるというクリーブランド地区連銀のメスター総裁の発言は市場心理を圧迫した。
テーパリングの文字出るだけで、下げますねぇ。
現在はテーパリングに向けての調整段階と見て良さそうです。
実際のテーパリングまで調整を続け、ある程度テーパリング取り込みまでこのような状態が続く可能性大です
週末には利益確定売りも入ったのか3指数も下落しました。
ダウ 34607 -0.78%
NASDAQ 15115 -0.87%
S&P500 4458 -0.77%
びす。