4/17 昨日のNY市場は、米トランプ大統領による経済活動再開の指針を発表したこと、新型コロナウィルス治療薬の治験で良好な結果が報告されたことが後押しして市場は上昇の流れとなっています。
経済活動再開は、フェーズを3にわけており、まずは工場などの生産拠点を開始するということで、航空機大手のボーイングが生産開始すると発表したことで、大幅上昇しています。
製薬大手のギリアド・サイエンシズでは、抗ウイルス薬「レムデシビル」の試験結果で、患者が急速に回復しているなど報告されています。
S&P500 +2.68%
Dow30 +2.99%
Nasdaq +1.38%
NYダウ
開始から大幅上昇し後場の最後でも大きく上昇している。
上昇のキッカケとなった製造拠点の活動再開もそうですが、今まで大幅に下落していた、航空機大手ボーイング(+14.72%)、石油関連企業エクソンモービル(+10.40%)、シェブロン(+8.98%)、金融のJPモルガン(+8.99%)などが大きく反発したことで市場は大幅上昇の流れとなっています。
これらの施策は、米大統領選挙を見据えたトランプ陣営の思惑が大きく、それに反発し、コロナウィルスの撲滅にはまだ早いとされるNY市長の意見などで2つに分かれています。
今後の状況次第では、経済かウイルスの撲滅か?と二分される形となりそうです。
下落は、ユナイテッド・ヘルス、アップル、インテル
※ユナイテッド・テクノロジーズがダウから外れています。
ダウ銘柄となります。レイセオンは、米軍のミサイル開発の会社。
ナスダック
昨日は好調だったハイテク関連は昨日は売られていますが、ナスダックとしては全体的にはプラスで推移したようです
アマゾン-1.38%、アップル-1.36%、FB+1.70%
アマゾンは最高値を叩き出したが、昨日は利益確定売りが入りマイナスとなっているが、以前として2375ドルで推移と強い形を保っている。
アップルも、上昇の流れでしたが、282ドルまで回復
FBは昨日は上昇となっている
他、マイクロソフト+0.88%、グーグル+1.57%
情報技術大手は、両方ともプラスで推移しており、大手は安定している
半導体では、AMD-0.61%、エヌビディア-0.81%、インテル-0.71%
半導体分野は昨日は微マイナスとなり下落はしているが、5日チャートを見ると、徐々に上昇して好調を維持している。
ドル円は、107.51円