7/19 昨日のNY市場は、7月のFOMCで、0.25%の利下げが濃厚となってきているが、上値は重く横ばい。地政学リスクとしては、イラン革命防衛隊が英国籍のタンカーを拿捕したとのニュースもあり重しになったようです。
終わりにかけて3指数とも下落
S&P500 -0.62%
Dow30 -0.25%
Nasdaq -0.74%
NYダウ
NYダウは、マイクロソフトの決算発表が好調したことで相場を支援している。4-6月期決算では、アジュール、オフィスで顧客を獲得し増収増益となった。
ボーイングは反発し、来週予定の737MAX関連の特別費用を49億ドル計上する方針を発表し好感され、ダウの下落を押し留めている
セクター別では、エネルギーセクター、IT関連が上昇、下落はアメックスや医薬品バイオセクターが下げた。
上昇上位は、ボーイング、キャタピラー、ユナイテッド・テクノロジーズ
下落は、アメックス、トラベラーズ、メルク
ナスダック
好調だったナスダックも昨日は大きく下落している。
市場後半の14時からなだらかに下落しマイナスとなっており、ハイテク全般が良くなかったようです。
アマゾン-0.68%、アップル-1.49%、FB-1.21%
アマゾンは1964ドルと、反落して1950ドル付近近くまで下落。
アップルは、ここ最近の上昇分を一気に消し、202ドルと軟調。決算発表も控えており、さらに下げる雰囲気が大きい
FBは、新仮想通貨リブラの問題が後を引いているのか、下落となっている。
他、マイクロソフト+0.15%、グーグル-1.42%
情報技術大手は、マイクロソフトの決算が良くプラスでは終えているが、昨日の市場の動きからすると、なんとかプラスで終えた感じ
グーグルも市場の流れでマイナス着地となっている。
半導体では、AMD-1.48%、エヌビディア-1.02%、インテル+0.66%
CPU好調のAMDでしたが、ここ最近では下落となっている。新CPUは売れ行きが良いようで品薄状態が続いている。
新メモリ構想を練っているようで、不揮発性のメインメモリを開発しており、パソコンやサーバのメモリシステムを進化させる可能性が大きい。
現在は、DRAMに比べ低速だが、安価で大容量となっており、高速化が望まれそう
ドル円は、107.70円