ビスくんのフリースタイルライフ

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(米国市場) 半導体大手ブロードコムの下落を引き金に、ハイテク等売られるも、NYダウ26000台を維持

昨日のNY市場は、FOMCを控えた中小幅下落で始まった。

イランによる中東リスクも存在する中、米市場では、半導体企業が軒並み下落。個別銘柄では、半導体大手ブロードコムが2-4月期決算で売上高予想を超えられず大きく下げた。その根っこには需要の減少や中国ファーウェイへの制裁を理由とされている。フィラデルフィア半導体指数(SOX指数)は、2.61%下落となっており、IT関連も連れ安となってナスダックも下げた。

S&P500 -0.16%

Dow30 -0.07%

Nasdaq -0.52%

 

NYダウ

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NYダウは小幅下落でしたが、そこから徐々に上昇し、終わり付近にはプラスとなるも、結局最後には下落して終えている。

昨日売り込められた高配当銘柄である、一般消耗品類や医療品・バイオ関連が値を伸ばす中、半導体、IT関連企業が下落、米中貿易銘柄のボーイング、エネルギー株のシェブロンエクソンモービルが弱く値を下げている。

上昇上位は、ホームデポ、ベライゾンファイザー

下落は、ダウ(元ダウデュポン)、シスコ、3M

 

ナスダック

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開始から小幅下落から始まり、終わりにかけてもそれ程上昇せず、終えています。半導体関連の下落が酷く、それにつられてITやハイテク関連企業が下落しており、ナスダック指数も同じ様に下落の日となった模様。

 

アマゾン-0.03、アップル-0.73%、FB+2.18%

アマゾンは微マイナスで1869ドルと堪えた。

アップルは開始直後から徐々に値を戻すも、-0.73%で終えて192ドルでなんとか抑えて190ドル台を維持。

フェイスブックは大きくプラス。ニュースとしては、独自の仮想通貨グローバルコイン構想で、VISA、マスターカード、ペイパル、ウーバーなどの企業が支援すると表明、乱雑に作られている仮想通貨の世界に新たにメインとなる可能性が秘めており、シェアを奪う可能性が高いと思われる。

 

他、マイクロソフト+0.10%、グーグル-0.31%

情報技術大手は、小動きとなり、半導体の大幅下落にもそれ程影響は無かった模様。

 

半導体では、AMD-3.28%、エヌビディア-2.44%、インテル-1.09%

チップメーカー、CPU共下落で終えている。

半導体大手ブロードコム震源であるが、ファーウェイへの供給を凍結した事による需要減が囁かれている。

凍結したのは、他にもインテルクアルコムザイリンクス等があり、他の決算での減となる可能性も高く、半導体全体として下げ基調にあるのかもしれない。

 

ドル円は、108.55円