昨日のNY市場は、S&P500では微マイナス、NYダウはプラスとなり買い戻しの動きが見えた。しかし、ナスダックでは、ハイテク大手への独占禁止違反での調査への懸念から売りが広がった。
S&P500 -0.28%
Dow30 +0.02%
Nasdaq -1.61%
NYダウ
ダウは、上下動が激しく、前半は買い戻しの動きが見られたが、後場では、米中、米メキシコの貿易懸念が意識、また米長期金利のイールドカーブが再び逆転(長期より短期が利率が上がり)世界経済の減速懸念が再燃する上値の重い展開。
通信サービスが上昇するも、好調だったはずのソフトウェア・サービスが大幅下落するなど、独占禁止違反での調査懸念は大きくチャートを揺るがした。
ナスダック
ナスダックは開始から下落するも一定の値で留めていたが、後場になり大幅に下げ、そのままの状況で終えた
主にハイテク関連が軒並み下落しており、辛い状況が続く
アマゾン-4.64%、アップル-1.01%、FB-7.51%
アマゾンは大きく下げ、1692ドルとなり、ついに1700ドル台も維持できず大幅の下落、アップルは新ニュースを発表した事が奏をこうしたのか、1%の下落で留めた。FBは見る影もなく大幅下落で痛い。
他、マイクロソフト-3.10%、グーグル-6.11%
情報技術大手も大きく下げている。好調だったマイクロソフトも状況が悪く下落、大幅下落はグーグルで1036ドルと、1000ドル台を維持するのがやっと。
半導体では、AMD+0.62%、エヌビディア-1.24%、インテル-1.32%
AMDは前半はお幅プラスで推移するも、ハイテクの大幅下げに押されて下落し、なんとか微プラスで抑えた感じ。
エヌビディア、インテル共、1%を超える下落となり、半導体にも影響が出てきている模様。