昨日のNY市場は、ハイテク株を中心に売り先行し、市場全体を押し下げマイナスで終えています。
ダウ銘柄は比較的安定しているものの、S&P500も一緒に下落している。
ナスダックは酷いもので、全体的に波及した模様。
S&P500 -0.67%
Dow30 -0.33%
Nasdaq -1.46%
NYダウ
開始からマイナスで始まり、上下を繰り返しながら、25679ドルの-84ドルで終えています。
中国ファーウェイとの取引を事実上禁止の方針を示した事が報じられ、軒並みハイテク関連が売り込まれた。
また半導体分野でも、インテルが下落したことで他にも波及している。
上昇上位は、ユナイテッドヘルス、ベライゾン、アメックス
下落は、アップル、インテル、ナイキ
ナスダック
ハイテク関連が売られた事で、ナスダックチャートは酷いものです。
開始から大幅マイナスとなり、そのまま終わりにかけ低調な動きでした。
米国ではファーウェイ禁止、中国からは報復としてファーウェイと取引禁止した企業を中国から締め出すなど、ハイテク戦争が勃発しそうな感じとなっています。
グーグルからは、既存のファーウェイ端末ではGoogle Playを利用可能だが、新機種からは排除される模様。Gmailなどのグーグル製品は使えなくなり不便さが増し、全世界でのシェアが下がると思われる。
日本企業では、ファーウェイ向け部品を製造している企業が多数存在するが、米よりに進むのか、そのまま継続するのかは不明で、日経平均にも多大な影響を及ぼしそうです。
アマゾン-0.54%、アップル-3.13%、FB-1.39%
アマゾンは微下げとなり、1858ドルと何とか耐えた感じ。
アップルは、同じスマホということもあり大幅下落。中国からの報復の的にされる事もあるのか?大幅下落となっています。183ドルまで下落しており、180ドル台を維持できるのか心配。
他、マイクロソフト-1.44%、グーグル-2.02%
情報技術大手も同じく下落、ハイテクというだけで関係ないマイクロソフトも下落。グーグルはファーウェイ問題に絡んでか2%の下げとなっています。
半導体では、AMD-2.98%、エヌビディア-3.05%、インテル-2.96%
チップメーカーも大幅下落、CPUのインテルも大幅下落。
米中ハイテク戦争が激化しないか心配です。
ドル円は、110.13