びすくんです
朝のTVでやっていた、電磁パルスについてです。
北朝鮮が超電磁パルス(EMP攻撃)の攻撃も視野にいれていると話にでていました。
核による電磁パルス攻撃(EMP攻撃)
核爆弾を上空で爆破すると、その一体に電磁パルスが流れます。
東京の高度100キロ上空で爆破した場合、1100キロに達します。
北海道から九州まですべて被害があるとのことです。
1950年台に、米国はハワイから1000km位先で原爆実験を行ったそうです。
その際には、ハワイ本土が停電するなどの影響があったそうです。
電磁パルス
電磁パルスは、核爆弾が爆破した際に、ガンマ線を大量に放出することで、電子機器類すべてを制御不能にし、停電にも繋がるそうです。
電子部品を使用したすべてのものが不能になるため、下記のような事が起こるわけです
・飛行機、自動車が制御不能
・地上では停電
・水道、ガスが止まる
・パソコン、携帯電話、スマートフォンのデータ消失
・ATMが使えない
・原子力発電所の制御不能
・護衛艦が制御不能
・ペースメーカを付けている30万人が死亡、人工呼吸器等合わせると100万人に影響があるそうです。
これらすべてを、元に戻すには、HWでは機器の修理ではなく全とっかえ、SWではすべて作り直しが必要になりそうです。
現在社会では、電子機器を使用して便利に暮らしています。
それを、電磁パルスの攻撃を受けるだけで、日本はパニックになってしまいます。
流通網がすべて遮断されてしまうため、食料の運搬等ができなくなって、餓死する恐れもあるとされているそうです。
米国では、ある重要な施設やインフラ関連を、シールドを使って防護しているそうです。
日本は遅れていて(今まで脅威が無かったため)、電磁パルスの攻撃を受けると、中枢機関にまで及びそうですね。
ガンマ線に対抗するには
ガンマ線に対抗するには、27cmの厚さのコンクリートが必要になってきます。
それより薄い家の壁等はすぐに通してしまうわけなので、今私が使っているパソコンは一瞬にして壊れてしまうわけです。
ちなみに、病院の放射線治療とかで使われているコバルトを使用した治療器のある部屋のコンクリートの厚さは3mとか、大規模です。
防護するには、電線などでは複数シールドが必要になってきます。強烈な電磁パルスを防護できる特殊シールドですので、もし世の中に出てくるとしたら高価そうですね。
日本の中枢機関で、対抗措置は取られていないため、攻撃を受けた場合1年以上は正常に動く事ができなくなってしまうわけです。怖いですね。