びすくんです
2017年6月2週の市場動向になります。
米国大統領のロシアゲート事件の動向が気になるところですが、今週は英国総選挙が主な出来事だったのではないでしょうか。
北朝鮮問題は、今のところ平穏なようです。
日経平均です
先週から引き続き、月曜日には、20,200円台と好調でしたが、週の半ばでは利益確定の売りが行われたのか、20,000円付近と下げていますが、市場は好調のようです。
来週も、20,000円付近での攻勢となりそうです。
米株も好調ですし、日本もその恩恵を受けそうですねー
6/15~16にかけて、日銀金融政策決定会合が行われます。
どのような会合になるかが注目です。
NYダウです
金曜日には、3つのイベントが重なりました。
米国ロシアゲート事件がらみで、元FBI長官による議会証言が行われました。
その他には、英国の総選挙、欧州中央銀行理事会が開かれました。
結果的には、とくに問題が発生しなかったと市場は受け止め、金曜日には上昇しています。
しかし、金曜日には、とあるセクターが大幅に値を下げています。
そのセクターは、ハイテク関連です。
アップル、マイクロソフト、フェースブック、グーグル、NVIDIAといったハイテク関連が、軒並み下落し、3%近く値を下げているのもあります。
一時の利益確定売りなら良いのですが、このまま下がり続けると、市場の影響は高そうです。
経済指数はこのような状況でした。
6/5 米・ISM製造業景状指数 57.5 ⇨ 56.9 DOWN
6/8 米・新規失業者保険申請件数 24.8万件 ⇨ 24.5万件 DOWN
6/8 欧・欧州中央銀行(ECB)政策金利 0.00% ⇨ 0.00% EVEN
微妙に指数が低かったようですが、特に問題視されなかったようです。
今後の経済スケジュールはこんなところ。
6/14 米・消費者物価指数
6/14 米・小売売上高
6/15 米・鉱工業生産
6/15 米・設備稼働率
6/16 米・住宅着工件数
特に大きなところは、FOMCの政策金利発表にて、年内の利上げがあるのかどうか、といったところに注目が必要そうです。
6/15の木曜日の夜が山場のようです。どうなるかなー?
純金価格
GWには、地政学的リスク不安解消から下げていた価格から、徐々に上昇を続けています。
ロシアゲート事件を受け、上昇気味の金市場でしたが、ADP全米雇用報告が良かったため、週末に下落といった流れになっています。
来週の、経済スケジュールの結果によって、さらに上下しそうですが、このまま安定した価格を維持するのではないかと思います。
プラチナ価格
金価格と同様に、ADP全米雇用報告が良かったため、週末に下落となっています。
過去5年間を見ると、最安値が3306円付近となっています。ここまでは下がらないと思いますが、ほぼこの辺りが底なのでは?と思います。
プラチナの仲間である貴金属である、パラジウムがさらに上昇中です。
1グラム3380円付近まで上昇しており、さらに価値が上がってきそうです。
プラチナと比べると、300円差までと肉薄してきました。
どこまで上昇するのか!
以上、2017年6月2週の市場動向でした。