びすくんです
日銀の総裁である黒田さんが言っている、インフレ2%の目標を出しているけど、小売業は、逆に値下げの方向へ進んでいるようです。
ブルームバーグのニュースでは、西友、イオン、ミスタードーナツ、無印良品等の小売業が、続々値下げの選択をしている企業が多くなっているとのこと。
値下げするには、意味があるわけですが、それは何か?
・高いと売れない
・競合他社に負けるおそれがある
安いには、安いなりの意味があります。
それは、日本製からの脱却です。
安いモノは、ほぼ海外製品になってきているのですが、いろいろとズルイ方法で表記していたりします。
イオンのPB品は海外製品が多い
イオン系列は、PB(プライベートブランド)と称して、韓国や中国の製品を、販売元イオンという名前で売っています。
すべてではないようですが、PB品の缶の飲料は安く購入できるわけですが、これは、韓国製のモノです・・・
ミカンの缶詰は、中国製です・・・
中には製造場所を明記しないで、「販売元:イオン」と記述して、どこのモノかわからないように細工しているものも多くあります。
カップラーメンについては、日本で作られているモノとかもあるようですが、調べてみないと分からない。
買ってからじゃないと、どこで作られたものかが分からないのは、どうなのか?と思ってしまいます。
TOPVALUの製造所の検索システムが存在するわけだが、企業名しかでてこないわけです。製品に使われている原材料については何もでてこないわけ。
これは、あやしい!!
しらべるには、こちら。
この文字で検索してください。
TOPVALUの製造所固有記号検索システム
ミスタードナッツの値下げ
つい先日、ポン・デ・リング等のドーナツが、108円に値下げがなされました。
値下げするということは、原価を下げる必要があります。
ということは、材料に関しても海外製の物を多く取り入れてるハズです。
HPで調べてみましたが原材料・原産地情報は
・小麦粉 アメリカ、カナダ、オーストラリア、国産
としか書かれていません。
製品を真似されるとのことから、情報開示していませんが、その他の粉類やチョコレート、砂糖等の原産国については、一切記述されていないわけです。
ということは、確実に海外製品のものを入れている可能性が大なわけです。
ポン・デ・リングを例にしてみますと。
・小麦、乳、卵、豚肉、ゼラチン、大豆、ゴマがアレルギー情報で含まれているようです。
なぜ、豚肉が入っているのかは不明ですが。
「ユニクロ」か「しまむら」か
まず、両方とも生産国は、中国です。
品質がどうか、価格がどうかで違ってきます。
去年にユニクロは、値上げを実施しました。
ウルトラライトダウンが、大ヒットしたのを気に値上げを実施したわけです。
製造国は中国製品ですが、品質は良いよいです。
ヒートテックも暖かく、良い状態を保っています。
しまむらについては、ボディーヒーターという製品を出しています。
同じ中国製品ですが、1年経つと、生地が伸びてしまい、腰まであった丈がお尻まで来ています。
下着類ですから、使用頻度も高いので、1年が目処なんでしょうね。
私は、安さの観点から、どうせ同じ中国製なら、安い方で購入するようにしています。
それがデフレになってしまうといっても・・・
まとめ
値下げするためには、原価を下げる必要があります。
それは、企業としては仕方ない事です。
原材料が日本のモノだけを使う、という時代は過ぎ去ってしまいました。
それは、デフレが加速していき、高いものは淘汰されてしまったからです。
私は、口に運ぶモノについては、海外製品をなるべく避けるようにしています。
衣服類に関しは、もうどれをとっても中国製しかないので、残念ながら安い製品を買うようにしました。
インフレが起きる事ができるか?ですが、実際にはモノ自体が安物で出来ている分けですから、付加価値をつけないと値段は上がって来ないと思います。