びすくんです
2017年11月5週と、12月頭の1週(金曜)の市場動向です。
地政学リスクとして、沈黙を守っていた北朝鮮がミサイルを発射しました。
TVでの、発射シーンを見ると、以前よりミサイルは大型化しており、飛行高度からして、アメリカ全土を視野にいれた最新型だそうですが、特に市場には反映されませんでした。
6月頃の、あのミサイル連射での、市場下落はなんだったのか?
ただの杞憂だったのか?とさえ思ってしまう1年でした。
※1年を〆るのはまだ早かった、12月ありますよね。
来年は、朝鮮半島の状況はどのような動きになるのか、心配ですね。
日経平均
日本では、平均して月曜日から金曜にかけ好調のようです。
米国市場の好調をうけ、金曜日には上昇と、年度末に向けて今年も良い結果で終わりそうな雰囲気をもってきています。
NYダウ
米国の、税制改革法案の進み方が良かったのか、市場は上昇しています。
日本ですと、法案が通るまで一悶着ありますが、アメリカではどんな感じなのか、知りたいところです。
木曜日には大幅上昇しており、NYダウは24,000ドルを超えてきました。
金曜日には少し下げていますが、すぐ反発して戻しています。
感謝祭からの、ブラックフライデーを過ぎ、年末に入ってきて好調を維持しています。
このまま年末まで行きそうな雰囲気ですね。
米国全体の株式のETF、VTIのチャートです。
ほぼNYダウと同じような結果です。中小型株についても似たような動きだったことが見て取れます。
経済指数はどのような感じだったか?
11/27 米・10月新築住宅販売件数 66.7万件 ⇨ 68.5万件 UP
11/29 米・7-9月期GDP改定値[前期比年率] 3.0% ⇨ 3.3% UP
11/30 米・個人消費支出 0.1% ⇨ 0.2% UP
12/1 日・10月全国消費者物価指数CPI[前年同月比] 0.7% ⇨ 0.2% DOWN
米国の指数としては、良い結果が出ているようです。
後押ししているのか、市場に影を落とさず、上昇しています。
日本の消費者物価指数は、下落しています。
財布の紐がきつく、貯蓄へと向かっていそうです。
そんな私も、日々節約して暮らしています。
今週の経済指数
12/5 米・耐久財受注
12/5 豪・中銀政策金利
12/5 米・貿易収支
12/6 米・ISM非製造業景気指数
12/6 米・ADP雇用者数
12/8 米・雇用統計
今週は、重大な指数が発表されます。
週末にかけて、さらに上昇するのかどうか?
最近では、金曜日にかけて上昇する傾向にあるので、指数が良ければ同じようなチャートになる可能性が高そうですね。
純金価格
市場好調、地政学リスクの意味合いが現象しつつある現在ですが、影響は、純金にもでています。
リスク回避の動きは縮小しており、価格も下がりつつあります。
もしかしたら、1グラム5,000円より下がって来る可能性がでてきました。
これだけ市場が好調だと、致し方ないのかもしれませんが、もう少し頑張って欲しいところですw
プラチナ価格
下がりすぎたプラチナ価格です。
底と思われる1グラム3,500円の少し上を安定していそうですが、100円以内での上下幅で動いています。
純金と同じように今後下落するのかどうか?が不安なところですが、現状を見ると、これ以上は下がらなそうな予感がします。
プラチナの仲間の貴金属である、パラジウムの情報です。
プラチナの価格を大幅に超え、1グラム227円差と、先週と同じ位の位置に居ます。
パラジウムのチャートです、一時的に上昇は止まったかに見えましたが、再度上昇していきそうな雰囲気をもってきています。
以上、2017年11月5週、12月1週の市場動向でした。