びすくんです
2017年7月2週の市場状況です。
7月4日の米国の独立記念日には、北朝鮮がミサイルを発射するなど、事件が発生しました。それに伴い、G20会議ではロシアがICBMでは無いと主張することで、微妙な警告に留まったようです。
市場関連では、ミサイル発射と、その後の「北朝鮮の重大発表」に踊らされ、市場は乱高下しました。
米国では、雇用統計等の指数が良く、市場はやや上昇へと動いています。
日経平均
20,000円代を維持していた日経平均でしたが、ついに、金曜日に19,000円代へと下がっています。
7/4の北朝鮮のミサイルが影響してか、4日から微妙な市場状況へと変化してしまったように思えます。
来週は、20,000円代への復帰と、維持できるかどうかにかかっていそうです。
NYダウ
市場の動きが良くなかったわけですが、ダウ、S&P500等の指数も下落しつつあります。特にハイテクセクターの動きが上下のカギになりそうです。
その中、金曜日に発表された米・雇用統計の数値が良かったこともあり、市場は上昇で今週は終えています。
また、両ISM製造業景状況指数が上昇しており、景気は上向きへとなっている点があげられ、景気は良い方向へと進んでいるようです。
来週はどんな動きになるのか!?
先週の経済指数
7/3 日・四半期日銀短観 12 ⇨ 17 UP
7/3 米・ISM製造業景状指数 54.9 ⇨ 57.8 UP
7/6 米・ADP雇用指数 25.3万人 ⇨ 15.8万人 DOWN
7/6 米・貿易収支 -476億ドル ⇨ -465億ドル UP
7/6 米・ISM非製造業景状指数 56.9 ⇨ 57.4 UP
7/7 米・非農業部門雇用者数 13.8万人 ⇨ 22.2万人 UP
来週の主な経済指数
7/13 米・新規失業保険申請数
7/14 米・小売売上高
7/14 米・消費者物価指数
7/14 米・鉱工業生産
7/14 米・設備稼働率
7/14 米・ミシガン大学消費者信頼感指数
来週も、金曜日にメインとなる指数が連続して発表されます。
金価格
週からすると、上昇から一転して、下落へと向かっています。
米国金相場では、このあたりが底と見られており、そろそろ上昇へと進むのではと思うのですが、どうなんでしょうか?
プラチナ価格
下落し続けているプラチナですが、このあたりが底ではないかと思えてきます。
2015年9月の底と同じ位の値を示しており、ここがディフェンスラインの予感。
これ以上は、下がらなそうなんですが、まだ分からないですね・・・
私は底だと信じてるんですがね・・・
仲間のパラジウムについても、上昇中だった価格が、今週は下落へと進みました。
さすがに高すぎると判断したのか、それともプラチナが下落したため、両方下がったのか?といったところでしょうか?
プラチナとの価格差は、1グラム344円差となっています。
以上、2017年7月2週の市場状況でした。