びすくんです
SBI証券の個人型確定拠出年金のiDeCoに、新しい商品が追加されました。
2017年3/11(土)から追加された模様。
追加された商品は!!
1,iFree 8資産バランス
2,朝日Nvestグローバル バリュー株オープン
この2つです。
なかでも、私が気にしていたファンドが追加されているじゃないですか!!
iFree 8資産バランスファンドです!!
バランス系ファンドは、つい先日に記事にしたもの、セゾンバンガードグローバルバランスファンドがありますが、この、iFree 8資産バランスは、運用管理費がかなり低コストでできています。
また、投資ブロガーが選ぶ Fund of Year 2016年にも受賞されており、認知度が上がりそうです。
それではどうぞ
iFree 8資産バランス
・8つの資産に、バランス良く資産を配分して資産を形成していくファンドになります。
配分までは表示されていませんが、そのあたりが気になるところです。
国内株式、債券
先進国株式、債券
新興国株式、債券
国内リート、海外リート(不動産)
世界の主要なものを、バランス良く投資していくことで、大崩が無いのが良いところだと思います。(リーマンショック級が来たら崩れるとはおもますが)
・信託報酬が低コスト
運用管理費は、低コストの、年率0.2484%(税込み)
他の似たようなファンドと比べてみましょう。
セゾンバンガードグローバルバランスファンド 運用管理費 0.68%(税込み)
世界経済インデックスファンド 運用管理費 0.54%(税込み)
・不利な点
純資産額(総購入数量)としては、下記の順です。
セゾン(1311億)>>>世界経済(239億)>>>>>iFree8バランス(14億)
バランス投資の王者はセゾンさんが1位です。
長い目で、見た場合には、低コストのiFree バランス8を選ぶべきなのですが、
確定拠出年金は、長期投資を行うため、20~30年もの間、このファンドが無くなってもらっては困るのが最大のポイントです。
市場では、人気が無くなり、純資産額が減ると償還といって、ファンド自体をやめて、資産をその当時の金額で払い戻すことがあります。
その点では、iFee8投資バランスは、開始したばかりの新しいファンドですので、20~30年、ファンドを維持できるのかが分かりません。
ただ、低コストであることから、人気が今後も出てくると想像はできますので、すぐに運用停止なんてことは、無いのではないか?と思っています。
ちなみに、IDeCo(個人型確定拠出年金)で購入できるのは、
「IFree8資産バランス」は、SBI証券のみ
「セゾンバンガードグローバルバランスファンド」は、楽天証券のみ
となっていますので、どちらかの証券で、バランスファンドを設定するのがオススメかなーと思います。
朝日 Nvestグローバルバリュー株オープン
世界中の低位株に投資をする、アクティブな投資信託になります。
新興国株式の比率が高いようで、最大30%を含むようです。
総資産額が400億と、ファンドとしては安定しているようです。
しかし、たまに分配金がでているため、無駄に配当金の税金を払うファンドのようです。分配金は出さずに複利で基準価格を上げるような方法にしてほしい所です。
・コストが高い
購入手数料が、3.24%(税込み)
運用管理費が、1.944%(税込み)
コストが高いです!
私としては、スルーせざるをおえない!
アクティブ投資ですので、ある一定のコストは想像できましたが、目論見書を拝見してさすがに高すぎるかと思います。
バリュー株をメインに取り揃えてあるあたり、面白そうな感じはしますが、コストが高い点が、躊躇してしまいます。
まとめ
SBI証券の個人型確定拠出年金に、2つのファンドが追加され、さらに選択肢が増えたことは良いと思います。さらに、iFreeシリーズが追加されたことにより、別のiFreeシリーズ物が追加される可能性が高くなってきました。
SBIのiFreeシリーズ vs 楽天のたわらノーロードシリーズ+セゾン
といった確定拠出年金の世界にも派閥争いが起きそうですね!
個人が投資したいファンドによって、証券会社を選択するような感じなのでしょうか?
SBI証券は活発に新しいファンドを追加していますが、楽天証券には最近動きがありません。
《参考》
個人型確定拠出年金を始めるなら、下記の証券の口座開設したほうが良いと思います。
・楽天証券
この2つが、現状、最良の商品を取り揃えています。
また、口座手数料も安いので、オススメとなっています。